旧統一教会と北朝鮮の関係は現在も蜜月?文鮮明創始者遺族に弔電の理由は?

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北朝鮮が、旧統一教会の創始者・文鮮明氏の死去から10年になることから弔電を送ったことを共同通信が報じています。

そこで今回は、旧統一教会と北朝鮮の関係は現在も蜜月なのか、文鮮明創始者遺族に弔電を送っの理由などを見ていきたいと思います。

目次

文鮮明と金日成は義兄弟で現在も蜜月関係?

北朝鮮は、旧統一教会「世界平和統一家庭連合」の創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の死去から10年となるのを前に、遺族に対して弔電を送ったようです。

旧統一教会は「反共」つまり、「共産主義と対峙」の考えから、自民党と手を組んできたと報じられています。

しかし、北朝鮮から文鮮明氏の遺族に弔電が贈られたということは、矛盾しているのではないでしょうか。

一体どういうことなのでしょう。

反共というと、共産主義と敵対するニュアンスがあり、教祖の文鮮明氏も嫌っていたという。

旧統一教会の教義では、『反共』とは言っておらず、『勝共』つまり『共産主義を乗り越える、克服する』という表現を使っているそうです。

文氏が共産主義に対抗する政治団体「国際勝共連合」を設立していますが、「反共」ではなく「勝共」の名称を使っています。

文鮮明氏は、北朝鮮の出身で、伝道を始めましたが、当局に異端視され逮捕されます。

やがて、韓国へ逃げて活動を再開します。

そのことから、金日成氏や朝鮮労働党に自分たちの誤りを悔い改めさせ、朝鮮半島を統一することが最終目標だったと言われています。

その後、旧統一教会創始者である文鮮明氏は、1991年に訪朝し、金日成(キム・イルソン)主席に会い、兄弟関係を結んでいるそうです。

これは、教会にとって共産主義陣営を包摂し、南北統一するために必要なプロセスだったという。

文鮮明氏は、金日成氏と義兄弟の契りをするほどの蜜月関係だったそうで、その後は北朝鮮への支援事業として自動車製造事業やホテル産業などを行い、アメリカ国防総省のリポートでは年間4500億円もの寄付を行っていたという。

後に北朝鮮は、車工場からミサイル部品製造に転用したとの報道もあるようです。

北朝鮮が文鮮明創始者遺族に弔電の理由は?

北朝鮮から送られた弔電では、「民族の和解や団結などのために傾けたムン氏の努力と功績は末永く追憶されるだろう」という内容です。

これは、文鮮明氏が1991年に訪朝して、金日成主席と会談したのをきっかけに、北朝鮮支援事業を展開し、北朝鮮での自動車の生産やホテル事業を手がけたことが大きいようです。

さらに、文鮮明氏が2012年に亡くなった際には、金正恩総書記がみずから遺族に弔電を送るなどしています。

旧統一教会と北朝鮮の関係まとめ

今回は、旧統一教会と北朝鮮の関係は現在も蜜月なのか、文鮮明創始者遺族に弔電を送っの理由などを見てきました。

旧統一教会と北朝鮮の関係は、文鮮明創始者と金日成氏の義兄弟の契りを結ぶほどのことがあったようですね。

その結果、北朝鮮支援事業として、自動車の製造事業やホテル産業などを進め、アメリカ国防総省のリポートでは、年間4500億円もの寄付を北朝鮮にしていたようです。

単純に考えると、旧統一教会が日本の信者から吸い上げた収入が北朝鮮に流れていたことも考えられます。

政府としても旧統一教会問題ははっきりすべきですね。

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