漫画『満州アヘンスクワッド』の作画担当で知られる、漫画家の鹿子さんが亡くなったことが報じられました。
本当に残念なことですね。
そこで今回は、漫画家・鹿子さんの本名や性別・顔画像、そして結婚や子供・経歴について調査しました。
鹿子の本名や性別・顔画像
鹿子(しかこ)さんは、1988年10月3日生まれで、2025年11月8日に亡くなられました。
享年37歳という若さでした。
鹿子さんの本名は公表されておりません。
しかし、デビュー初期の作品である「フルドラム」では、「箱石達(はこいし とおる)」名義の名前を使用していることが分かっています。
性別は、男性です。
鹿子さんはYouTubeなどで顔出しをされていることから、男性であることが明かされています。

鹿子の結婚や子供・家族
鹿子さんに関して、結婚や子供・家族の情報は公表されていませんでした。
しかし、家族に関しては「作品担当者コメント」の中で、『満州アヘンスクワッド』の作品が発売直後に重版となった時に、電話で喜びを分かち合ったことや、お互いの家族の事を話したとコメントしています。
鹿子さんはスタッフやアシスタントへの気配りも深く、マージャンがしたいスタッフに雀卓を購入したり、週1回は外で遊ぶ時間を設けたり、面倒見が良かったことも知られていたという。
鹿子の経歴・学歴
鹿子さんは、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を卒業されています。
鹿子さんの漫画家歴は、大学生時代から始まり、読み切り作品でデビュー後、キングダムで有名な原泰久さんの元で5年間アシスタントをしています。
その後、「週刊少年少年ジャンプ」では「箱石達」名義で「フルドラム」を掲載しています。
そして、2021年9月からは「週刊ヤングマガジン」で、『満州アヘンスクワッド』を亡くなるまで執筆されていたようです。
鹿子の代筆者は誰?
鹿子さんは生前に自身に何かあった場合には、「代筆の方を立てて物語を完結させてほしい」と編集部に伝えていたという。
手掛けた作品の半ばで病に倒れることも考え、心配されていたのでしょう。
鹿子さんの代筆者については現時点では未定だそうですが、編集部では本人の遺志を継いで『満州アヘンスクワッド』を完結まで導いていく方針だという。
死因は脈絡膜悪性黒色腫
鹿子さんの死因は、「脈絡膜悪性黒色腫」と報じられています。
脈絡膜悪性黒色腫は、成人の眼球内に生じる悪性腫瘍で、国内での発症者は年間50名程度だそうです。
初期症状はあまりなく、病状が進行すると視界が欠けたりぼやけるなど自覚症状が出るという。
さらに進行し、腫瘍が大きくなると眼球摘出や放射線での治療になるそうです。
鹿子さんは、2023年の夏に「脈絡膜悪性黒色腫」と診断され、2024年末に他臓器への転移が確認されて治療を続けていました。
そして、2025年10月に治療に専念するため連載を不定期連載にし、頑張ってこられました。
心からご冥福をお祈りいたします。