松本隆さんは、作詞家として数多くの名曲を送り出したことで有名ですね。
そんなエネルギッシュな松本隆さんですが、妹さんが若くして亡くなっていたそうです。
そこで今回は、松本隆さんの妹の死因は何なのか、大瀧詠一さんの「君は天然色」が関係しているのは本当なのか調査しました。
松本隆の妹の死因は何?
松本隆さんには、6歳離れた妹さんがいました。
しかし、1980年の6月に松本隆さんの妹の「由美子さん」が虎ノ門病院に緊急搬送されましたが、同年6月13日に旅立ったそうです。
妹の由美子さんは、幼少期から心臓が弱く、両親から松本さんが面倒を見るように言われて育ったそうです。
松本さんは、小学校の登下校の途中は代わりにランドセルを持ったこともある仲の良い兄妹だったそうです。
その由美子さんは、25歳という若さで亡くなってしまったそうです。
松本さんは、小さい時から病弱な妹さんの世話をしていたことで、大変な衝撃を受けたという。
由美子さんは、生まれた時から心臓が悪く、3ヶ月しか生きられないと医者に言われていたそうで、松本さんは妹さんを通して、「死」というものを毎日、意識せざるを得なかったという。
兄として彼女を守ることと、両親の愛情がすべて妹に注がれること、そんな微妙な環境で育ったそうです。
後に世界から全ての色彩が消えたようだったと語っています。
そしてこの時は、大瀧詠一さんから次のアルバム「A LONG VACATION」の作詞を依頼されていたのだという。
その時大瀧さんは、次のように話したそうです。
いいよ、俺のアルバムなんて、半年でも1年でも待つよ。今回はお前じゃなきゃダメなんだよ。
引用元:映画.COM
大瀧詠一の「君は天然色」が関係?
大瀧詠一さんから依頼されていた、いわゆる「ロンバケ」にとりかかろうとするタイミングで、松本さんは最愛の妹さんを亡くしてしまったのです。
その時は、大滝詠一さんとか、『ロンバケ』どころじゃなく、」すべての仕事を断ったそうです。
でも大瀧さんからは、お前じゃなきゃダメなんだ、いつまでも延ばすからと言われたそうです。
1981年にリリースされた、大瀧詠一さんの大ヒット曲「君は天然色」は、「A LONG VACATION」のアルバムに収録されている一曲です。
妹さんが亡くなったのが1980年の6月ですから、松本さんが辛い気持ちで歌詞が書けなくなったのも痛いほどわかりますね。
大滝は松本の才能を信じて待った。そして浮かんだ歌詞が、「君は天然色」の次のフレーズだった。
〈♪想い出はモノクローム〉
懐かしい恋を思い出す心象風景と思った人は多いだろう。だが真実は妹を失い、どん底の精神状況で見た街の色だった。
松本隆氏の作詞した記念アルバムはコチラ
「君は天然色」や「ルビーの指環」をはじめ、大ヒット曲全11曲が入っています。
気になる方は、内容をご確認ください。
松本隆の妹の死因まとめ
今回は、松本隆さんの妹の死因は何なのか、大瀧詠一さんの「君は天然色」が関係しているのは本当なのか調査しました。
松本隆さんの妹の死因は、生まれた時から持っていた「心臓病」でした。
松本さんは妹さんを通して、「死」というものを毎日、意識せざるを得なかったようですね。
大瀧詠一さんの「君は天然色」の歌詞がこんなにも深かったとはわかりませんでした。
名曲として知られていた曲ですが、さらに今後は歌詞の意味も心に残りますね。